プログラムの概要

 近年、人類は持続可能性をめぐるさまざまな問題に直面しており、それらへの対応が喫緊の課題となっています。 平成19年6月に閣議決定された「21世紀環境立国戦略」においても、持続可能な社会づくりを進めていくために、社会経済活動においてグリーン化を担う人材、いわゆる「環境人材」の育成の必要性が指摘されています。
 21世紀の安全・安心な生存可能性を実現するためにも、今を生きる現代人は、持続可能な循環型社会の形成へ向け、多様な環境問題を複合的・科学的な視点から正しく理解することが重要です。
 このため、平成22年度に、学部・大学院の一貫教育として、全学部生を対象にした副専攻「環境学」と全大学院生(博士前期課程)を対象にした「国際環境活動プログラム」を開設し、環境人材の育成を目指します。
 必要な単位数を修得すれば、学部生については、卒業時に卒業証書に加え、「環境学」副専攻修了証書が、大学院生については、修了時に修了証書に加え、「国際環境活動プログラム」修了証書が授与されます。

●「環境人材育成のための大学教育マニュアル」を作成しました

 本学が開設した環境人材育成のための教育プログラムについて,環境マインドの高い人材育成にむけた取り組みを「環境人材育成のための大学教育マニュアル」としてカリキュラムのあり方、教育プログラムの設計方法等を取りまとめました。